「いこなす」について
ひとりひとりの『自分で働きながら〇〇したい』をサポートするために・・・
いこなすでは、中学卒業後から20歳までの間に、何らかの事情で自立の準備が必要になった子どもたちが共同生活をしています。
掃除、洗濯などの身の回りのことから、仕事の探し方、役所での手続きの仕方、お金の管理の仕方、周りの人との付き合い方など、生活する上で必要なスキルを自分で経験しながら身に着け、それぞれが望む次の生活の場に移っていきます。
自立援助ホームとは・・・
児童福祉法第6条の3に基づき、児童自立生活援助事業の実施場所として位置づけられています。
児童自立生活援助事業は、義務教育終了後の児童(児童養護施設等を退所した児童や、その他、都道府県知事が自立のための援助及び生活指導などが必要と認めた児童など)に対し、共同生活を営む住居において日常生活の援助及び生活指導、就業の相談などを行い、あわせて退所した児童にも生活相談などを継続して行うことにより、児童の社会的自立の促進に寄与することを目的としています。
自立援助ホームを利用するには・・・
自立援助ホームを利用するため、児童相談所への相談、申請が必要です。
いこなすへ相談していただき、一緒に児童相談所へ行くこともできます。まずは、お電話下さい。
その他、ホームの利用以外に、生活や仕事についての相談もできます。
自立って何?自立するために必要なことって何?私はどうすればいいの?
いこなすには、ひとりひとりの考えをもとに、それぞれが望む暮らし方、生き方に近づくよう、一緒に考え行動するスタッフがいます。
まずは、『〇〇したい』を見つけるために、何か始めてみませんか。お手伝いします!
いこなすでの経験を活かして、生活力を高めるために・・・
最初は一緒にやりましょう!頼ってください
目指すところは・・・様々・・・
生活力をつける
- 昼夜逆転をなおす
- 体調を整えて、体力づくり
- 部屋をきれいに保つ
- 計画的にお金を使う
- 人と話せるようになる
・・・など
学力を身につける
- 高校に行きなおす、卒業する
- 学費を貯めて大学に行く
- 就職に必要な資格をとる
- 塾に行って学力UP
・・・など
社会性を育む
- 施設内の仕事で作業に慣れる
- ハローワークの職業訓練を受ける
- アルバイトを3か月続ける
- 給料で服と化粧品を買う
- 50万貯める
- 正社員になる
・・・など
入所中、退所後の具体的な支援について(本人と職員が一緒に取り組みます)
(1)インケア:ホーム内での生活全般に関する支援
例:生活スタイルに合った日課の作成、高校等の入学手続き、ハローワークでの仕事探し、
スマホの契約、外食や旅行などのレクレーション・・・
(2)リービングケア:退所に向けての準備や手続きに関する支援
例:金銭管理の練習、一人暮らしのアパート探し・契約、住所変更や各種手続き、
地域のサポート機関との関係作り・・・
(3)アフターケア:退所した後の生活全般に関する支援
例:電話やメールでの相談、必要に応じて訪問・同行、定期的な食材の提供、ステップハウスの利用・・・
★ステップハウスについて★
自立援助ホームや、児童養護施設等を退所する際、
次の生活の場が決まっていない時に、一時的に入居できるシェアハウスです。
退所した後、一旦一人暮らしをしていた、家族と暮らしていたけれど、
何らかの事情で、そこでの生活が難しくなった方も利用できます。
普段職員はいませんが、定期的に訪問しますので生活全般の相談ができます。
また、退所する前(概ね1年)から、一人暮らし等の練習のために利用することもできます。
その場合、入所している施設との相談、調整が必要です。
住所:愛媛県今治市古国分3丁目1-22
定員:6名(女性のみ)
家賃:25,000円
※家賃に水道、ガス代は含まれますが、電気代は実費請求致します。
お問い合わせはこちらから
お電話でのお問い合わせはこちら
080-4034-7296
いこなすでは、自立援助ホームの支援を必要とされる方のひとりひとりの「自分で働きながら〇〇したい!」をサポートします。